ネットワークカメラは個々にIPアドレスを持っています。ネットワークに直接接続され、内蔵のWebサーバ、FTP サーバ、FTP クライアント、電子メールクライアントを持ち、アラーム管理、プログラム可能、その他多くの機能を搭載しています。
よってネットワークカメラは目的によってはPC やレコーダーにつなげる必要がなく、独立して動き、IPネットワークさえあれば、どこにでも設置することができます。

ＡＨＤ（Analog High Definition）カメラとは、アナログ規格で高画質の映像出 力を可能とした映像方式です。従来のアナログカメラと比較し、メガピクセル（２２４万画素）画質による監視強化を行うことができるうえ、伝送距離の長距離化による設置の効率化やコ スト削減を図ることも可能です。

TVI とは、Transport Video Interface の略で、アナログシステムで高精細映像での監視が可能になるシステムです。また、TVI カメラ（1080P）だけでなく、AHD カメラ（720P）、アナログカメラへの接続もでき、TVI カメラとのハイブリットシステムを構築することが可能です。

上下左右の全方位を一度に撮影できるカメラのこと。「全天球カメラ」「全方位カメラ」とも呼ばれ、魚眼レンズを前後に2 つ設置するようなタイプもあれば、複数のカメラを搭載するタイプもあります。
通常、360 度パノラマ画像を作成するときは、ある1 点から全方位の写真を数十枚撮影してコンピューター上で合成処理する必要があり、これに対して、360 度カメラは複数のレンズで撮影し、つなぎ合わせることで360 度すべての景色を画像や動画にすることができます。

PTZ（ピーティーゼット）カメラとは、PTZ 機能とも呼ばれ、遠隔操作でカメラの首振りを制御できるカメラのこと。PTZ はパン（Panoramac）・チルト（Tilt）・ズーム（Zoom）のそれぞれの頭文字の略です。

• パン（Panoramac）：水平方向への首振り
• チルト（Tilt）：垂直方方向への首振り
• ズーム（Zoom）：ズームアップ（望遠）とズームアウト（広角）

この3 つの機能があるカメラが「PTZ カメラ」です。
そして、パンチルトズームを遠隔操作できる機能を「PTZ 機能」と言います。広範囲のエリアをカバーすることが可能であり、カメラ一台で複数のタスクを指示することができるため、人による目視確認や見回り業務をカメラで代替することができます。

Windows プラットホームPC ベースのデジタル映像監視システムです。
アナログカメラ、ネットワークカメラ両方のカメラ映像を1台のレコーダーに統合可能な「ハイブリット運用」を実現します。カメラ録画記録システムとして核となる録画機能は、独自H.264 圧縮コーデックを採用し、長期間・高画質録画を実現します。カメラの種別を問わないアナログ・ネットワークカメラ映像の統合運用、最大32 チャンネルライブ表示/録画に対応します。
また、PCベースの強みを生かしたユーザーフレンドリーな操作画面を採用しており、短時間で操作方法を習得しご利用頂けます。

AHDレコーダーはAHD カメラ映像をHD 画質で録画ができる録画機器です。
過去に設置した従来のアナログ防犯カメラの入力、録画（960H 対応）にも対応している為、アナログ防犯カメラとAHD 防犯・監視カメラの混在ができ、ハイブリットシステムを構築できます。また、アナログ防犯カメラの録画機器と同様の機能を備えているので、アナログ防犯カメラ用の監視用デジタルレコーダーを使用している場合には、スムーズにご導入いただくことができます。

NVRは「ネットワークビデオレコーダー」の略称で、ネットワーク型防犯カメラに対応しているレコーダー（録画機）です。
ネットワーク型防犯カメラはカメラ本体に録画機能が付いてないものが多く、映像を録画し管理・運用するためにはNVR が必要となります。
NVR の中にはHDD(ハードディスク)と呼ばれる記録媒体が入っており、NVR とカメラを繋いで設定すると、NVR に内蔵されたHDD に防犯カメラの映像が記録され、録画した映像はNVR に接続したＰＣやその他機器にて閲覧再生することができます。